姫路はしご酒
ただ飲むだけじゃ、もったいない。
姫路の夜を味わい尽くす、大人の酒場巡礼。
姫路の秋といえば、地域に根づく壮大な「秋祭り」。
でもその期間、実は飲食店はちょっと静かになる——そんな声がありました。
「おいしい料理とお酒が好きな人たち」と
「がんばる飲食店さんたち」が出会って生まれたのが、
この新しい街の風物詩 「姫路はしご酒」 です。
イベントのしくみ
参加するのは、自薦・他薦を問わず選ばれた 100の酒場たち。
それぞれのお店が誇る一杯を、以下の2つのスタイルで提供します。
-
🍶 センベロ店/100店舗:1,000円(税込)セット
一皿と一杯で「うちの魅力は十分伝わる」自信の味。 -
🍷 ベロベロ店/特別枠:2,000円(税込)セット
「ちょっと贅沢な体験を、この価格で?」驚きと感動をあなたに。
いずれも明朗会計で、気軽に、安心して、いろんなお店を巡れます。
2025年10月、はじまる「一か月の旅」
駅前のにぎわいから商店街、路地裏、そして住宅街の灯りの先まで——
A5サイズの一冊のガイドブックを片手に、
姫路の“うまい酒と料理”をめぐる1か月が始まります。
このイベントの主役は、飲食店だけじゃありません。
姫路市民ひとりひとりと一緒に作り上げる、街ぐるみのはしご酒。
第一回はまだまだ手探り。でもだからこそ、みんなで育てていきたい。
姫路の夜に、新しい楽しみを。
あなたも「姫路はしご酒」で、街と、酒と、人に酔いしれてみませんか?
姫路まちぐるめ活性化委員会 委員長 挨拶
姫路はしご酒百選」開催にあたって
このたび、姫路の飲食文化の魅力を発信する新しい取り組みとして、「姫路はしご酒百選」を開催する運びとなりました。
私自身は、姫路出身ではありませんが、地域の皆さんと関わる中で、外から見るからこそ気づく姫路の素晴らしさにたびたび驚かされてきました。
世界遺産・姫路城の存在はもちろんのこと、何よりも印象的だったのは、人の温かさと、まちなかに根づく飲食文化の深さです。地元の方々に長年愛されている名店が、当たり前のようにそこにある。
ところが、そうしたお店や魅力が、観光客や他地域の人たちにはまだ十分に届いていないように感じています。だからこそ、もっとたくさんの人に知ってもらいたい、足を運んでもらいたいという思いが強くなりました。
私は飲食業の経験もなく、街づくりのプロでもありません。それでも、「このまちをもっと知ってもらいたい」「姫路に来た人がまた訪れたくなるきっかけを作りたい」という気持ちが強くなり、この活動に参加しました。
今回の「姫路はしご酒百選」は、1,000円で気軽に楽しめる“せんべろセット”を通じて、地元の人にも観光客にも、姫路の食の魅力を味わいながら、まちを歩いてもらう企画です。飲食店を単に紹介するだけではなく、人と人が出会い、交流し、姫路をもっと好きになってもらうための、ささやかで、でも力強い仕掛けになればと願っています。
幸い、姫路にはまちを盛り上げたいと願う仲間たちがいます。イベント企画、広報、デザイン、SNS発信――それぞれの得意分野を持ち寄って、地域の力を形にしていく。そんな手づくりの取り組みだからこそ、応援してくださる皆さんと一緒に育てていけるものになると信じています。
ぜひこの「はしご酒百選」を通じて、姫路のまちを、そして地元のお店を、もっと好きになっていただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
姫路まちぐるめ活性化委員会 委員長 山本達也